【北海道】エリアで外国人を受け入れる安心感(派遣1名/じゃがいもなど)
今回ご紹介するのは、北海道の三野さんです!
- 農家さん
- 三野真也さん
- 野菜の種類
- じゃがいも、玉ねぎ、スイートコーン、アスパラ、ビート、あずき、大根など
- エリア
- 北海道 / 真狩村
- 面積
- 80ヘクタール
- 派遣人数
- 1人
- 派遣期間
- 2023年9月〜2023年12月
北海道真狩村。
こんにちは!と訪ねると、奥から「はーい!」と明るく迎えてくれたのは、奥さんのマヤさん。
あたたかく家族のような雰囲気の中で農作業をしているのは、インドネシア出身のNINAITEメンバー。
ここ、三野真也さんのところでは、直接雇用のメンバーに加えて、派遣メンバーも仲間入りさせてもらっています。
今回は、いつも現場で一緒に働いているマヤさんに、お話を伺ってきました。
【1】NINAITEの派遣を始めた理由
普段は直接雇用で外国人メンバーを受け入れている三野さん。
今回新たに派遣メンバーを採用した理由はなんだったのでしょうか。
1.突然の人手不足に対応するため
もともと直接雇用で働いていたインドネシアメンバーが、急遽母国に帰ることになってしまい、その年の繁忙期を乗り切るため、NINAITEの派遣を1人採用しました。
80ヘクタールという広大な土地を、4名というギリギリの人数で回しているので、すぐに穴を埋めてくれたのがとても助かりました!
2.近隣農家さんが使っていたから
この真狩村というエリアには、たくさんの農家さんがおり、それぞれの農家さんで外国人メンバーが働いています。
なので、農家さん同士で情報交換をしたり、時には宿舎を共同で利用したりと、みんなで地域の外国人を受け入れているような感覚もあります。
外国人同士も同じ国籍のメンバーが近くで働いていることで安心感もあるようで、休みの日はみんなで集まったりして息抜きもできているようです。
そうした知り合いの農家さんが使っていた流れもあり、今回依頼することになりました。
【2】NINAITEを使ってみて
現場に伺うと、通年雇用のメンバーも派遣のメンバーも、同じ場所で同じように作業を行っていました。
今回初めて、4ヶ月間の派遣で外国人メンバーを入れてみて、何か変化はあったのでしょうか。
1.集中力のある安定した仕事
私たちの農場で働いてくれているのはインドネシアのメンバーです。
直接雇用も派遣も関係なく、インドネシアのメンバーはとても真面目に働いてくれます。仕事中は無駄話もなく、休憩中になるとたくさんお話ししてくれます。オンとオフをしっかりわけて仕事に取り組んでくれている印象です。
普段から会話がないと、言いたいことが言えなくなってしまうと思うので、派遣の子は期間が短いですが、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。みんなとても可愛いメンバーたちです。
2.任せられる仕事の拡大
外国人メンバーたちはとてもよく頑張ってくれているので、手作業だけでなく、フォークリフトや、タイヤショベルなども乗ってもらっています。
人により、得意不得意はありますが、みんな機械に乗る仕事もしています。
人数が少ないので、一人一人の負担は大きいと思いますが、達成感自信に変わり、みんなどんどんと頼もしくなっています。
【3】NINAITEを利用するためのこれからの課題
今季は突然人数が欠如したので、急遽NINAITEを使っていただいた三野さん。
もしも今後、NINAITEを利用するとしたらどんなことに期待するかを教えていただきました。
1.日本語能力の向上
やはり短い期間だと関係も築けていないので、日本語が伝わらないことがありました。
長く働いてくれているインドネシアメンバーが間に入り通訳をしてくれたので、コミュニケーションに困ることはありませんでしたが、いつもその子伝いに注意をしていると、人間関係が崩れてしまう可能性があるので、本当は直接なんでも伝えられると良いなと思いました。
ですが、指示や注意は、すぐに改善しようと頑張ってくれていたので、初めに来た時よりもすごく成長したなと感じます!
2.即戦力になるための経験
繁忙期の人手不足の時に仕事をしに来てもらうので、なかなか丁寧に教える時間をとることが難しい時があります。
もちろん、初めての仕事でわからないことがあるのは当たり前なのですが、積極的に自分から動いて質問してもらえると、もっと助かるなと思います。
それができるメンバーと、そうでないメンバーがいるので、性格の違いではありますが、仕事の時は割り切って、前のめりな姿勢で挑んでもらえると嬉しいです!
NINAITEメンバーの足りてない所を、大切に育ててくれた三野さんご夫婦。
メンバーが次の地に行く時には、みんなで撮った写真と真狩村を見守る羊蹄山の写真を入れたプレゼントを贈ってくれていました。
次の場所でも真狩村のパワーが力をくれるように!と込めてくれた想いが、メンバーの背中を力強く押してくれたと思います。
この想いに応えられるように、力をつけて、大きくなってまた会える日が来たらいいなと思います。
そのために私たちも、これからの成長を外国人メンバー任せにするのではなく、いただいた意見をしっかりと落とし込んで、即戦力になれる人材をどんどんと育てていきたいと思います!