【群馬県】弊社のサービスを有効に活用してくださってる農家さん(派遣3名/白菜など)
今回紹介するのは、群馬県のVegeta株式会社さん!
- 農家さん
- Vegeta株式会社さん
- 野菜の種類
- 野菜農家 / 白菜など
- エリア
- 群馬県 / 邑楽町
- 2022年冬
- 派遣人数 1人
- 2023年冬
- 派遣人数 3人
- 作業
- 白菜の収穫等
ポイント
こちらの農家さんでは、2つのポイントで弊社のサービスを活用いただけています!後ほど詳細のお話をさせていただきますが、こちらの農家さんが弊社のサービスを有効活用してくださっているポイントを書かせていただきます。
① 人員計画が立つことで、拡大の計画につながる。
弊社、株式会社NINAITEは農家さんの繁忙期のみに外国人さんを派遣し、働いてもらうことができます。
こちらの農家さんとお話しすると、「○月○日くらいから、2人増員をお願いしたい」とか、「3人のうち1人は○月○日まででいいかな」など、作物の状況や作付けの計画で人員のコントロールをされています。また、「来年はこの時期からもう3人増員できるかな」といった嬉しいお話もいただけます。
どうしても農作物の繁忙期を揃えることは難しいです。そんな中で私たちのサービスは忙しいところを厚くしたい、そこまでではないところは薄くしたいといった農家さんの要望に応えることができます。
そのことにより、こちらの農家さんは1年間の計画が立てやすくなったとのことで、年々拡大の計画を立て、会社の規模を大きくされています。
② 採用活動に時間や労力をかけず、不安感も少ない。
そもそも、忙しい農家さんにとって、採用活動は時間と労力を伴い、一定の不安感を伴うものだと思います。
繁忙期のタイミングに人手が来るのか、来たとしても能力は足りているのかなど、課題も多いと思われます。
最近では日本人は集まらない。外国人はどんな人が来るかわからず、近郊の農家さんでトラブルがあったと聞いた。などなど、農家さんにとって不要な不安感を伴うものです。
私たちのサービスであれば、お約束した人数を、私たちが何百人の外国人さんと面接したノウハウを用いながら何度も面談し、時には現地にも足を運び選び抜いた優秀なメンバーであり、多くが既に日本国内で活躍していて日本の農業に慣れている方の中から派遣することができます。
経過を伺いました!
こちらの農家さんでは、もともと常勤で働かれている方が6人いらっしゃり、そこに弊社のサービスを活用され規模の拡大をされています。
※ 現在は白菜以外にネギ・イチゴ・トウモロコシ・生姜など多くの農作物も育てておられ、社員さんの人数規模も倍になっています。
外国人さんの雇用に関しては、弊社を知っていただく前に、インドネシアから来ている技能実習の方2人と、特定技能の方が1人、合計3人が働いていました。そのため、かなりスムーズに弊社のインドネシアメンバーが活躍できました。
技能実習とは・・・
日本で培われた技能、技術又は知識を開発途上地域等へ移転することによって、当該地域等の経済発展を担う「人づくり」に寄与することを目的として1993年に創設された制度。
特定技能とは・・・
国内人材を確保することが困難な状況にある産業分野において、一定の専門性・技能を有する外国人を受け入れることを目的とする制度で、2019年4月から受入れが可能となりました。
私たちのサービスを知っていただけたのは2022年11月。まだ特定技能の派遣を行う事例が国内でも多くないころです。
11月中旬にお話をして、繁忙期だけで雇用期間を終えられるならとても条件にあうと翌月の12月から1人の派遣を受けてくださいました。
冬はこちらの農家さんにとっては看板商品である白菜の収穫で忙しい時期です。農家さんとしても、「あと1人いたら助かるな」といった気持ちでのお話でした。
【1年目】
2022年12月からの派遣
こちらの農家さんは、11月にお話しをし、翌12月には派遣を開始しました。
実際に派遣がはじまると、インドネシアの方がいらっしゃる職場だったこともあり、弊社のメンバーがすぐに現場に馴染むことができ早々に繁忙期の収穫に参加できました。派遣した約1ヶ月後に現場に伺うと、皆さまにと共にテキパキと白菜を収穫する彼の姿がありました。
お話を伺うとちょうどその日は、13時ごろにはその日1日の目標収穫量に達成するペースで収穫できているとのことで、彼がいることで想定以上のペースで収穫ができているようでした。
「あと1人いたら助かる」という感覚から、「彼がいるならアレもコレもできるかもしれない」と思っていただけたました。
実際に多くの農家さんが経営者でありながら現場で汗を流すことが多く、新規作物等に関して考える余裕を持てないかと思います。
1人でも、欲しい時期に欲しい戦力が加入すること。そのインパクト感じていただけたかと思っています。
【2年目】
2023年11月からの派遣
昨年の1人の派遣に続き、2年目の繁忙期である冬には、3人の派遣をうけてくださいました。
弊社のサービスご活用いただけていた経験から「この時期はこの作物にコレくらいの人数と時間をかけて」という計算に人数が揃う前提でお考えいただけている様子でした。
2年目のメンバーは到着の翌日から早々に収穫へ。3人ともなると収穫ペースへの貢献はかなり高いように感じます。例えば12月の3人の勤務時間は、一番短い人で202時間。合計600時間を超える労働が繁忙期に投下されます。弊社の自慢のメンバーが600時間で収穫できる白菜の量は、十分に農家さんに貢献できている量だと思っています。
そもそも、収穫の時期に能力の予測がつく人員が3人増員できること。それが事前にわかっていたことで作付けのペース。量。共に調整ができます。弊社のサービスをかなり良い形で有効活用されていると思います。
こちらの農家さんの能力の高さによるものでしょうが、私たちが関わらせていただいて約2年の間に新たな事業や加工品の出荷が始まっています。
メンバーの話
お話を伺ったメンバーは、2022年に1人目としてこちらの農家さんで働き出したストポくん。インドネシアから来てくれています。
彼は入国前からがんばる理由がありました。
彼が日本の農業を派遣として支えたいと応募してくれたのが2021年。時世である新型コロナウイルスの影響もあってか、入国には1年以上の時間がかかりました。いつ日本に来ることができるかもわからない不安な時間が続き、その間に彼は、インドネシアで女の子を授かりました。
彼はその状況でも、日本に来ることを強く望み、定期的に家族とビデオ通話をしながらがんばってくれています。入国した日「彼女のためにも、頑張ります」と笑顔で娘の写真を見せてくれた決意を含んだ笑顔はとても素敵でした。
派遣メンバーの能力の高さ
私たちは、派遣するメンバーの能力高さも自信を持っています。
例えば彼は、都内から群馬県の太田駅まで1人で電車に乗ることができたり、1人で農作業に使う車両も操作することができます。日本語能力に関しても、日常会話レベルで困ることはほとんどないです。
また、とても真面目な人柄で、過去にたまたま彼が1人作業をしている場面を見たことがあるのですが、1人でもサボることなく、自分なりに考えも持って作業する様子が見えました。
さらに彼は現在、インドネシアでの運転免許を日本で切り替えるために頑張っており、近日中には日本の運転免許を取得できる予定です。
インドネシアの方の免許について・・・インドネシアの免許は、インドネシアで免許を取得後に3ヶ月の滞在期間が必要で、その上で多くの煩雑な書類を準備して免許センターで書き換える必要があります。私たちのメンバーのほとんどはインドネシアでの条件を整えて入国しており、日本の免許センターでの書き換え試験をクリアすれば日本の運転免許を得ることができます。
彼からの「ありがとう」が心から嬉しかった。
働き始めて1ヶ月ほど経った頃、彼から急にLINEをもらいました。
内容は「〇〇さん私に日本で働くチャンスをくれてどうもありがとう。素敵な農家さんを紹介してくれてありがとう」というものでした話を聞くと、その日は農家さんが仕事を頑張っていることもあって彼を焼肉に連れて行ってくださったようです。
農家さんの発展に協力しながら、メンバーからもありがとうと言っていただける。とても嬉しいことでした。