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オフィスの変遷

 

2024年7月1日。

チョモランマ・NINAITEの歴史の中に、またひとつ大切な出来事が刻まれました。

 

現在約30名のメンバーで、80名規模のオフィスへお引越し。

未来の会社拡大に向けた先行投資です。

2018年7月

株式会社チョモランマは、円山にあるマンションの一室に入居しました。

ここが初めてのオフィス。当時、メンバーは1人。

 

代表の横山は、その部屋にキャンプ道具を持ち込み、寝泊まりしながら、自分が起きている間中仕事をしていました。

そして同年12月、入社のために愛知県から引っ越してきた一人目のメンバー、大学の同期である加藤が加わり、チョモランマが本格的に動き始めました。

 

初めはアウトドア・訪日旅行事業から始まり、人材紹介事業へ。

メンバーが4名に増えて拡大してきたところで、2020年1月コロナ禍へ突入。

メンバーはそれぞれの道へ進み、代表の横山と加藤、また二人のオフィスに戻りました。

 

ですが、コロナ禍を持ち堪える、で終わるチョモランマではありませんでした。

そこから外国人人材事業にピボットし、売上0から2億円へV字回復。

そして、新たなメンバーを迎え、3名体制へ。

 

当時、円山のオフィスには、横山の趣味であったサーフィンの板が並び、その前にはキャンプ用品で揃えられた ” 応接間 ” がありました。

そして、部屋の壁側に机を3つ並べ、横山は代表業務を、加藤は手作りのシステムで事務業務を、メンバーは電話でひたすらテレアポの日々。

その合間合間に、お客さんのところへ通い、現状を聞き、感謝を伝え、ときには精一杯の謝罪をし、信頼を積み重ねるために、目の前のことに向き合っていました。

当たり前のことを誰よりもやる、というのは、創業当初から横山が軸にしている大切なことです。

そして、2022年3月。

コロナによる入国制限が部分的に解除された頃、メンバーの拡大。

現在は幹部やリーダーとして活躍する、宮城や畑村が仲間に加わってくれました。

まだまだ整っていない仕組みの中で、求められるスピード感、だけど先が見えない不安や焦りで、苦労したこともたくさんあったと思います。

 

それでも、手探りの中で何度も横山と目を合わせ、言葉を交わし、ぶつかり、また言葉を重ねて、お互いに試行錯誤していく間に、少しずつ自分のやり方が見えていき、少しずつチームとしての動き方が見つかっていきました。

 

そしてそこに、新しいメンバーが増えていきました。

そんな日々を積み重ねていくうちに、いつのまにか、人がすれ違うことができないくらいのぱんぱんの机がオフィスに並ぶようになりました。

向かい合った机には、いつもの顔。それぞれのいつもの作業。

少しずつ、役割が分担されていき、少しずつ、フローが整ってきました。

書類が並べられた棚には、手書きの文字で物の置き場所が記されており、みんなの背後にある小さなキッチンでは、手の空いた誰かがみんなのお昼ご飯を作ってくれました。

日々はばたばたと忙しいけれど、ぎゅっとした距離感で、常に全員とコミュニケーションが取れているオフィス。

 

次第に、そんなオフィスの中は、メンバーの熱気で隙間がなくなっていきました。

ついにもう、ここではメンバーを増やすことができないと判断し、引っ越しの準備が始まりました。

 

2023年7月

当時、新しくオープンすることが決まっていた札幌最大級のシェアオフィス、BYYARD。

募集開始前から入居することを決め、円山オフィスに比べ、約3倍の家賃にあたるオフィスへお引越し。

 

代表の、覚悟を感じた瞬間でした。

新しいオフィスは、入って左側に応接間、右側にデスクを並べ、黒で統一されたメンバー全員のロッカーが揃いました。

シェアオフィスなので、自社の専用スペースに加え、共有ラウンジや、個室で使えるミーティングルーム、オンラインミーティングを行うための一人部屋など、いくつもの新しいスペースが使えるようになりました。

ですが、このオフィスに引っ越したのは、単に広さや使える場所の多さではありませんでした。

札幌に新しくオープンする最大級のシェアオフィス。このオフィスを運営している会社を始めとして、今勢いのある会社や事業を行っている人が、ここには集ってきます。

今まで、自社の中で奮闘してきたチョモランマでしたが、メンバーや事業の拡大に伴い、外からの刺激を受けられるというのも、決め手のひとつでした。

そしてその想定通りに、ビルの中はいつもたくさんの熱気で溢れており、ひとつフロアを降りると、新鮮な刺激で溢れ、社内のメンバーも ” チョモランマのメンバーである自分 ” を意識しながら、仕事に取り組むようになったと思います。

毎月のようにメンバーが増えていくようになると、今までは応接間として使っていたスペースにも、新しくデスクの島が出来上がりました。

そして入居からちょうど1年、当初の予定よりはやく、このオフィスもとうとう手狭になってきました。

 

そのタイミングを予感していたかのように、徒歩6分のところに、新しくオープンすることになったBYYARDの2拠点目。

次は、今までの広さの約5倍、家賃約4倍。

30名のメンバーに対して、オフィスの広さは80人規模。

チョモランマ・NINAITEの大きな挑戦が始まりました。

床から壁から間取りから、すべて自社に合うように1から設計させてもらった、私たちのためのオフィス。

真っ白い壁一面に、力強いNINAITEのロゴが刻まれました。

デスクを並べると、今使用するのはちょうど半分。

残りは未来のメンバーのために。

3つ目のオフィス、今までとは比べ物にならないくらいの大きなオフィスで、チョモランマ・NINAITEの新しい歴史が始まりました。

グローバルメンバーも増え、賑やかになったオフィスでは、いつもみんなが忙しく動き回り、「いってきます!」と元気に声をかけて外出していきます。

円山のオフィスの頃のように、いつもみんなと顔を合わせるのが難しくなりました。

お昼にみんな一緒にごはんを食べるのも難しくなりました。

 

それでも、あの頃オフィスで汗をかいていた泥臭さは忘れず、「いってきます!」の熱量は変わらず、そしてメンバー同士のコミュニケーションは、メンバーが増えても空間が広くなっても変わらず、むしろその空間を埋めるかのように、あの頃よりもいっぱい目を合わせて、あの頃よりもいっぱい話を重ねて、距離感はぐっと近く、熱くなっているような気がします。

オフィスは、ただ仕事ができれば良い場所ではない。

ただ人が収まれば良いわけではない。

 

このオフィスに見合う組織になろうと、このオフィスで働いている自分達がかっこよくあろうと、そしてこのオフィスをいつか追い越していこうと、自分達が仕事をする場所には、メンバーみんなの士気を高める力があるんだということを、代表横山の先行投資が、いつも私たちに教えてくれるような気がします。

このオフィスに追いつき、追い越せるよう、ここにみんなの声を響かせて、関わってくれる人を物心共に幸せに出来るような会社になりたいと思います!

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