真狩村バーベキュー大会
7月12日金曜日。
真狩村にある焚き火キャンプ場に、100人以上のメンバーが集まりました。
ここに集まったのは、チョモランマ・NINAITEのメンバーと真狩村の農家さん、そして、実際にこの村で働く外国人メンバーたち。
この日、このメンバーで、この地でやることに大きな意味があった、今回の真狩村バーベキュー。
真狩村は、私たちチョモランマ・NINAITEにとって、なくてはならない存在です。
そして、なくてはならない存在でいたい、と背筋を伸ばしてくれる大切な地です。
私たちが人材紹介の事業を始めて、最初にお世話になったのが、この真狩村でした。
真狩村の農家さんたちが外国人メンバーを採用してくれて、たくさんの叱咤激励をいただき、今日まで成長させていただきました。
そして、今回の開催地である焚き火キャンプ場は、チョモランマが創業した時、アウトドア事業を立ち上げた場所。
今は無き、小さな小屋ひとつで、アウトドアギアのレンタル事業を始めました。
あのときは、たった2人だったチョモランマが、今では30名規模になり、またこの場所に帰ってくることができました。
オフィスも拡大し、またひとつギアを上げて進んでいこう！としているこのタイミングで、初期から支えていただいている農家さんたちと改めて膝を突き合わせて話ができることは、とても幸せなことです。
そしてこの場に、たくさんの農家さんが仕事をいつもより早く切り上げて集まってくれたことに、言葉にならない感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ちょうど1年前、同じくこの真狩村で農家さんたちとバーベキューをしたとき、代表で挨拶をしてくれた向井さんが、こんな言葉を届けてくれました。
「 チョモランマは、今では真狩村になくてはならない存在です。 」
この言葉を聞いたチョモランマの代表横山は、自分たちがやってきたことは間違っていなかったのだと確信することができ、この真狩村の農家さんたちに恩返しがしたい、そして、日本全国、困ったときに手を伸ばしたくなるような安心した企業になって、” なくてはならない存在 ” になりたい、と強く思ったそうです。
このひとつの言葉から、チョモランマの新しいマップが描かれはじめ、現在、メンバーを増やし、組織の仕組みを急速に整えています。
いつも、私たちの背中を、温かく、そして力強く叩き前に進めてくれる真狩村の農家さんたち。
そして、私たちがその信頼をいただけているのは、間違いなく、日々現場で頑張ってくれている外国人メンバーたちのおかげです。
今回のバーベキューでは、普段はオフィスで書類作成などの事務的業務を担当してくれているバックオフィスメンバーも、いつも名前だけ見ている農家さんや外国人メンバーと顔を合わせることができ、いつも自分達がやっていることが、こんな繋がりを生み出しているんだということを目の当たりにすることができました。
仕事の成果とか、自分の成長だけでなく、こういった何気ない誰かの笑顔が、明日の頑張ろう！をつくることができるんだと、感じた瞬間でした。
そしてバーベキューの中盤では、外国人メンバーたちの自己紹介。
名前を言う前に、「〇〇農家の〜」と話し出すメンバーたち。
自分達が、しっかりとその農家さんの一員として働いているんだという覚悟を感じ、とても頼もしく思いました。
町に外国人がいたら、なんだか怖いな、とか、関わりたくないな、と感じる日本人が、まだまだ多いように感じます。
確かに、言葉が通じなさそうだし、集団でいると怖そうに感じることもあるかもしれません。
でも、実際に彼らと関わってみると、とても純粋で優しくて、会うといつでも「げんきですか？」と笑顔で話しかけてくれて、バーベキューのときも「おにくたべましたか？たべてください！」と声をかけてくれるメンバーたち。
日本語で冗談も言い、農家さんに野次を飛ばされ、それにみんなが笑っている。
そんな温かい時間が、あっというまに夕暮れを運んできました。
終盤には、横山から、普段サポートさせていただいているメンバーの紹介がありました。
普段はなかなか顔を合わせられない、メンバーと農家さんが、ここでお互いの表情を知ることができると、いつもの文字だけのやりとりも、ぐっと温度感が増すような気がします。
最後にみんなで記念撮影をするとき、カメラのファインダーを覗くと、写りきらないくらいのボリュームと熱気。
「真狩村のM〜！」と、日に焼けたみんなの笑顔が、最後の最後まで弾け飛んでいました。
農家さんの「1、2、3」の掛け声で、「ダーッ！」と締めた今回のバーベキュー。
メンバーが増えても、事業が拡大しても、初期の頃から支えていただいている方達に変わらずに応援していただけるような企業でありたい。
そして、私たちが大切にしている、農家さん・外国人さん・私たち、そして社会にとっても良いことを行っていくという ” 4方良し ”を実現し続けられるような企業でありたい、とメンバーみんなの向かうべき方向が改めてひとつになった、大切な一日でした。
来年も、この大好きな笑顔たちとまたここで集まれますようにと願いを込めて、ここからまた歴史を進めていきたいと思います！
